NO IMAGE

IP固定、PoderosaでCentOSに接続

■IPアドレスの固定

CentOSにログインし、ifconfig を実行してみたら、lo だけで、eth0 が無い。
( ifconfig -a を実行すると、eth0 は表示されるが、IPアドレスは無い。)

そう言えば、OSインストール時に、ホスト名の設定画面のところで、画面の下に「ネットワークの設定」と言うボタンがあったような。・・・あそこで設定しておけばよかったのか・・・。

ifcfg-eth0 ファイルを開き編集。

# vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
DEVICE=eth0
HWADDR=**:**:**:**:**:**
TYPE=Ethernet
UUID=********-****-****-****-************
ONBOOT=yes
NM_CONTROLLED=yes
BOOTPROTO=static
IPADDR=192.168.1.21
NETMASK=255.255.255.0
GATEWAY=192.168.1.1

resolv.conf ファイルを開きDNSとしてルーターのIPアドレスを指定。

# vi /etc/resolv.conf
nameserver 192.168.1.1

以下のコマンドを実行し、設定を反映。

# service network restart

その後、再度 ifconfig を実行し、IPアドレスが設定されたことを確認。

■Poderosaで別PCからサーバにSSH接続

SSHとはSecure SHellの略で、 ネットワークに接続された機器を遠隔操作するために使用するアプリケーション層のプロトコルです。SSHでは、パスワード情報を含めて全てのデータが暗号化されて送信されます。

CentOS 6.4 起動時に sshd は起動済みです。

接続は、これまで使用してきた Tera Term でもよいのだがので、Poderosa(ポデローザ)というソフトが気になった。

今回は、 Poderosa のバージョン4.3.8b をダウンロード。

Poderosa-4.3.8b-bin.zip

20130722aローカル環境でサーバにSSH接続するため、同一LAN上の別PC(Win7)にインストール。

起動するとこのような画面になります。


20130722bメニューから「ファイル」、「新規Telnet/SSH接続」を選択し、「新規接続」画面を表示。

IPアドレスとアカウント(root)、パスワードを入力し、改行の送信を「CR」から「LF」に変更し、「OK」をクリックします。



20130722c初回は、このような画面が表示されるので、「はい」をクリック。



20130722dログインが完了し、別PCからのサーバ操作が可能になりました。

exit コマンドを入力しログアウトすると、切断され、最初の画面に戻ります。



20130722eちなみに、2回目以降は、メニュー「ファイル」の下の方にある接続履歴を選びます。



20130722fパスワードだけ入力し、「OK」で接続できます。

・・・Tera Term より簡単でよいね。



20130722g Poderosaは、複数のサーバに接続でき、接続ごとにタブ表示となります。

ウィンドウを分割し、比較しながら操作できるので便利そうです。

この画面では、サーバ機(192.168.1.21)と、VirtualBox上のCentOS(192.168.1.20)に接続しています。



PS:

今回は、Poderosaを試しましたが、Tera Term でも、Ubuntu Desktop 上のPuTTY SSH Client でも、同様に接続できることを確認済。

Poderosaは白背景に黒文字が標準。DOS窓と勘違いしにくいのが丸。

これで、サーバ機のキーボード操作から開放されます。^o^