ペール缶スツール用天板(四作目)

かさ上げ材を円形に作成

前作(2~3作目)では12角のかさ上げ材としました。

今回も12個の木片を使用するが、外観を円形にすべく、ジグソーテーブルでサークルカット。

カットした木片の左右を入れ替え、木工ボンドで接着し、曲面の木片を作成。

ただし、ジグソーでは厚い材をカットできないので、2段に(レンガ状に)重ねる事に。

曲面の木片を24個作成するのは結構大変でした。

バンドソーがあれば、厚い材でも、もっと短時間でカットできたのかも知れません。

その後、テーブルソーのクロスカットスレッドで、木片を台形にカット。

12個の木片を円形に並べて貼り付け。2個の円を木片の半分ほど回転して木工ボンド接着。

かさ上げ材の底面に溝掘り

側面をディスクサンダーでサンディングし曲面をキレイにしました。

(曲面カットした際の模様を確認せず適当に並べてしまったのは失敗でした。)

その後、トリマー用サークルカット治具を使用し、ペール缶に被せるための溝を底面に掘りました。


前回は、両面テープがズレて失敗したので、今回は、十字に相欠きした材をはめ込んで行いました。

かさ上げ材の上面に溝掘り

今回も、天板に寄せ木風の飾り付けを予定。

かさ上げ材の上面に深さ12mmの溝を掘りました。


飾り材を貼り付ける為のベース板には、コンパネ(厚さ12mm)を使用。ジグソーでサークルカット。

カットした板を木工ボンドで接着。(接着後の写真を撮影し忘れました。)

飾り板を張り付け塗装

今回の模様は、柄を大きくして作成時間を短縮しました。

(寄せ木風の飾り付け材の切り出し作業や貼り付け作業の写真撮影も忘れました。)

杉材(12×45×910mm)を、色違いで3本購入し、菱形にカットして箱形(階段状)に貼り付け。

面取りはこれまでで、最大にしてみました。

オイルフィニッシュを塗って完成です。


ペール缶にセット

金属製ペール缶(左)でも、プラスチック製ペール缶(右)でも、問題なく被せることができます。

(天板を載せた状態では、取っ手部分が天板と干渉して使えないのはこれまでと同じです。)

・・・取っ手を使う際は天板を外しましょう。

かさ上げ材の高さは前作より少し低いのですが、溝の深さを浅くしたので、二作目のスツール(上写真右の奥)と同じぐらいの座面高さになりました。(プラスチック製ペール缶にセットした場合)

・・・かさ上げ材の台形カットの角度出しが甘かった以外は、ほぼ納得の出来でした。

・・・今回も自己満足なり。