ペール缶スツール用天板(五作目)

かさ上げ材を作成

前作(四作目)のジグソーを使用した方法では、曲線がきれいに切れない場合があった。

(刃を上部で保持していないので材に押されて刃が垂直ではなくなる)

今回は、クロスカットスレッドに角度15度にカットしたガイド材を乗せ、2バイ4材を台形にカット。

台形のパーツ6個を接着して半円を2つ作ります。

半円を合わせた際にできてしまう少しの隙間を丸ノコでカットして調整。

(隙間ができると言うことは正確に角度15度で切れていないと言うことですね)

調整後の半円2つを接着して円形にしました。

これにより接着面の隙間は無くすることができました。

十字形に組んだ部材のセンターに穴を開け、トリマ用のサークルカットジグをセット。

(部材と加工材は下の板にネジ止めしてセンター位置がズレないようにしています)

外側の部分を掘り進め円形にカットしました。

一度に掘る深さは3mmなので、何度もビットの調整が必要になり時間がかかります。

また、ジグソーに比べて、おが屑(引き粉)が大量に発生します。

上段、下段の材を作成。

溝掘りしてから切り出し

一旦、かさ上げ材の厚みを確認するため、深さ3mmだけ掘りました。(次写真・左)

下段の材に関しては、ペール缶に被せるための溝をディッシュビットで深さ21mmほど掘りました。(上写真・中央)

上段の材に関しては、先に座面にコンパネ板を載せるための溝を12mmほど掘りました。その後に、切り出しました。(上写真・右)

コンパネ板そして飾り板を貼る

ジグソーで円形にカットしたコンパネ板を、上下接着したかさ上げ材の上面に貼りました。

その上に、先月作成した宅配ボックスのドアの飾り付けで余った材を、若干小さくカットし貼り付け。

サンディングし塗装して完成

ランダムサンダーだけでは時間がかかりそうだったので、カンナを使ったのですが、逆目に引っかかり、大きく欠けた部分ができてしまいました。

・・・時間がかかってもランダムサンダーだけで削るべきだったか・・・。

欠けを隠す意味もあって、これまでで最大の面取りとしました。

これまで作成した物を並べてみました。(上写真・右)

奥から、「スツール1作目」「スツール2作目」「ペール缶スツール用天板1作目」「同天板2作目」「同天板4作目」、「同天板5作目」(今回)です。

(「ペール缶スツール用天板3作目」は2作目と同じデザインなので省略しました。)

・・・今回の模様は、桧垣(ひがき)と言うらしいです。

・・・端材を適当に並べたのでイマイチですね。

・・・色違いの材料を購入してリベンジしたいかも。