トリマーテーブルで「あられ組み」

  • 2023年10月9日
  • 2023年11月24日
  • 日曜大工
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トリマーテーブル用にパーツを購入!

AliExpressでトリマーテーブルを製作するためのパーツを購入しました。

同じ物がAmazonからも購入可能です。

また、トリマーの昇降を天板側からできるようにする為、リフトも購入。

(テーブルとリフトは別メーカーのため、昇降用の六角ハンドルを差し込む穴位置が一致しませんでした。この部分は鉄工ドリルで穴を広げて対処する必要がありました。・・・現在では、テーブルのメーカーがリフト付きの新製品を出しています。これから購入するなら新製品を選ぶべきですね。)

リフトはマキタ製ルーターに対応しています。

今回用意した、E-value製「EWT-450N」も胴径が同じなので取り付け可能です。


これらを、折りたたみ式作業台の天板に、取り付けて使える様にしました。

作業台の穴サイズを調整!

これまでの、折りたたみ作業台の穴が525mm×440mmです。

その穴に近いパイン集成材のサイズが600mm×400mm(厚さ18mm)でした。


今後、このパイン集成材をベースに、様々なテーブル式の電動工具を製作して行きたいので、

先に、作業台の穴サイズを調整し、400mm×525mmが入るように変更しました。

これまでの保持材の内、写真での左上の辺の材を取り外し、新たに製作した色白の材(L字型に切り欠きした材)を取り付けて、穴のサイズを調整しました。

更に、白色1mm厚プラ板を切り貼りして、パイン集成材を入れたときに「面一」になるように微調整。

これで、短い辺が401mm程となったので、パイン集成材600mm×400mm×18mmを使う際に、長い辺のカット(600mm→525mm)のみで良くなりました。

当然、これまでフタとして利用していた材に関しても、同様にサイズを調整しました。

トリマーテーブル用の材を製作!

パイン集成材の長さを525mmにカットして、作業台の穴にセット。

トリマーテーブルのサイズ(245mm×240mm)に合わせ穴開け位置を鉛筆。

前と左右は約20mmの保持溝、後ろを17mmの保持溝にしました。

別トリマーにガイド付きストレートビットを付けて、ガイド材に沿って少しずつ掘り進めます。


ガイド材は、強力な両面テープで貼り付け、更に端をFクランプで固定しました。

先に内側の穴を開けました。(上写真の左)

次にテーブル保持用の溝を掘りました。(上写真の右)

テーブル(銀)をパイン集成材に入れて固定。

テーブル(銀)にリフター(赤)を取り付け。

リフターにトリマーを固定。(下写真の左)

作業台の穴に落とし込んでセットし、適当なサイズの塩ビ管で集塵ホースを接続。(上写真の右)

トリマー本体の電源スイッチはONとしておきます。

電源プラグを差し込んだ「スイッチ付きテーブルタップ」のスイッチで動かします。

これで、通常の溝掘りなどは可能です。

「あられ組み」に挑戦!

「あられ組み」をするには、小さなガイドを取り付けます。

そのパーツは、付属の集塵ダクト部分を取り外さないと、ネジ固定できません。

集塵は前から行った方が良好でした。

ビットは、3mmのエンドミルを使用しました。

(細かい「あられ組み」になってしまいました。)

(ガイドの厚みも同じ3mmなので、左右にブレないのは助かりました。)

6mmエンドミルも春先に購入した筈ですが、何処に置いたのか行方不明・・・残念。

ダイソーで購入したハサミ型のクランプで固定しましたが、少し力が足りない感じでした。

集塵ホースの先にHiKOKI製丸ノコに合う口を付けて、口をすぼめています。

これなら先が小さいので、材に近づけられて、かなり強力に集塵されます。

「あられ組み」の掘りが終わったら、ガイド治具を取り外し、底板用にも溝を掘ります。

端材のベニヤ板を底板として入れて、箱の完成です。

透明ニスを塗ると、木口に塗料が染み込むので、より「あられ組み」が強調されます。(右)

今回のトリマーテーブルで使用する小物などを入れておきました。

ちなみに使った材は、パイン集成材に穴を開けた時のガイド材です。

・・・素人でも、あられ組みの箱が簡単に作れるのは素晴らしいですね。


2023/10/15追記

トリマーテーブルで小箱を製作!

パイン集成材の切り抜き時に出た余材(一度失敗したので2枚ある)を再利用して小箱の製作に挑戦。

・・・製作過程の写真を取り忘れたので、完成写真のみです。

(今回もガイド材を両面テープとF型クランプで固定して少しずつ掘りました。)

ボウズ面ビットで内側(収納部分)を掘りました。


その後、ガイド材を取り外して、ギンナン面ビットで外側の面取りを行いました。


小さめの丁番を取り付け、開き止めに磁石をネジ止め。

仕上げに手作業でサンディングし、透明ニスを塗装済みです。

・・・収納部分は、全体に平面が出ておらず、焼け焦げた痕も・・・。

・・・もう少しパワーのあるトリマー(orルーター)と、

・・・切れ味の良いビットが必要か・・・。