Adobe Illustrator 提出形式メモ

沢田内科医院ニュースレターを印刷業者へ提出する際のファイル形式は、Adobe Illustrator 形式(拡張子.ai)です。

レイアウト完成後、テキストをアウトライン変換し、バージョンCS6にダウングレード変換保存したものとします。

以下に手順を覚え書き。

(1)テキストをアウトライン化
20150716a「Ctrl」+「A」で全選択し、「書式」メニューから「アウトラインを作成」を選択。

・・・「Shift」+「Ctrl」+「O」でも可能ですね。


20150716bアウトライン化すると、テキストの輪郭がパスに変換されベクトルデータとなります。


20150716cこれにより相手側の環境に該当フォントが無くても、全く同じ表示となります。

当然、文字化けが起こる事もありませんね。

(2)ファイル名を変更
20150716d「ファイル」メニューから「別名で保存」を選択し、この次の画面で選択するファイル形式と、アウトライン変換したものである事を意味するファイル名に変更します。今回の場合は「_CS6_outline」をファイル名に追加しました。「保存」を押します。

・・・ファイル名を変更せず、誤って上書きして、オリジナルを無くさないように注意!!

・・・アプリ終了前なら「Ctrl」+「Z」で元に戻せるでしょうが、一歩間違うと悲惨な事に・・・。

(3)ファイル形式を変更
20150716e「Illustrator オプション」画面が表示されるので、ファイル形式として「Illustrator CS6」を選択して「OK」を押します。

その後に表示される、警告メッセージに対しても「OK」を押します。

ファイルサイズは少しだけ大きくなりました。

今回の場合、オリジナルが約176MBで、アウトライン変換後は約182MBでした。

アウトライン変換したファイルは、テキスト部分が無く、文字編集が面倒になるので、後に再利用したくなった時の為に、変換前のファイルを残しておくべきでしょう。