LAN内でのメール送受信は、とりあえず確認できたので、今度は外部のメールサーバとSMTP通信して、メールのやり取りをしたいと思います。
おそらく、Postfix のどこかのファイルをいじる必要があるのだろうが、とりあえず、今の状態でどんなエラーがでるのか見てみたい気がして、いきなりですが、メールクライアントから外部ドメインのメールアドレス宛にメールを送ってみました。
Thunderbird を使用して、送信テストをする前に、一箇所だけ設定を。
受信者が返信ボタンを押したときに、自動的に宛先（返信先）に、送信者のアドレスが入力されるように、返信先アドレスを設定してみました。
それでは、とりあえず宛先に Google Mail を指定して送信テストを開始。
どうせ何かエラーが出て配信されないんだろうなと思ったら、・・・なんと配信されていました。
・・・ただ、最初はGoogleのメールサーバーに、迷惑メールとして分類されました。
・・・この場合は、Google Mail の Webメールを開き、迷惑フォルダを確認し、メールを選択したら「迷惑メールではない」ボタンをクリックします。
また、同じドメインでもメールアドレス（@の左側）が異なれば、初回は迷惑メールとなるようです。
別メールクライアントBecky! Internet Mail （POP3）で受信できました。
その後、返信します。
同様に、Yahoo Mail 宛にも送信し、確認しました。
結果、送受信とも正常にできてしまいました。
・・・Postfix は、デフォルトで外部メールサーバとのSMTP通信が使えるようになってるようです。
・・・もっと、手間取るかと思ったが、拍子抜けです。
ちなみに、ドメイン取得業者「ELDOMAIN」の、DNS設定は、MXレコードを mail.a21-hp.com に、mail.a21-hp.com のIPアドレスを固定IPに設定。
MXレコードとは、DNSで定義されるそのドメインについての情報の一つで、そのドメイン宛てのメールをどのアドレスに配送すればいいかを指定するもの。メールサーバのホスト名（FQDN）を指定する。
NTT東日本からレンタル中の光ルーターPR-S300SEは、ポート番号25（SMTP）とポート番号465（SMTPS）を、内部LANのサーバ機（IP:192.168.1.21）に転送するよう設定を追加。
また、セキュリティ設定のIPv4パケットフィルタ設定で、ポート番号25とポート番号465を、固定IPと自宅サーバ機との間で通過するように設定。
外部からメールクライアントで接続するには、ポート番号110（POP3）、ポート番号995（POP3S)、ポート番号143（IMAP4）、ポート番号993（IMAP4S）を開く必要があるのですが・・・現在は、外部から接続する必要が無いので未設定です。
・・・ここまでで、メールソフトを使用したメールのやり取りは、ほぼ使えるレベルになった気がします。＾＾