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Postfix main.cf 設定、telnet導入

■ホスト名(FQDN)を確認・設定

現在のホスト名を確認。

# hostname
localhost.a21-hp.com

-f オプションを付けると、正式なホスト名(FQDN)を表示します。

# hostname -f
hostname: 不明なホスト

不明なホストとなる場合は、/etc/hosts ファイルに記述を追加します。

# vi /etc/hosts
127.0.0.1 localhost localhost.localdomain localhost4 localhost4.localdomain4 www.a21-hp.com
::1 localhost localhost.localdomain localhost6 localhost6.localdomain6
192.168.1.21 a21-hp.com localhost.a21-hp.com

先に登録してある /etc/sysconfig/network を表示すると以下のようになっています。

# cat /etc/sysconfig/network
NETWORKING=yes
HOSTNAME=localhost.a21-hp.com

再度、hostname -f を実行するとホスト名が表示されるようになりました。

# hostname -f
a21-hp.com

今回は、ホスト名(FQDN)を、ドメイン名と同じ a21-hp.com としました。

■Postfix 設定ファイル「main.cf」を編集

Postfix の設定ファイル /etc/postfix/main.cf を開き、ドメイン名を設定します。

# vi /etc/postfix/main.cf

外部に送出するメールのドメイン名を設定します。

myhostname = a21-hp.com

メールサーバーのドメイン名を設定します。

mydomain = a21-hp.com

メールアドレスの@以降をどうするかを設定します。ここでは、mydomainで設定した値を使用。

myorigin = $mydomain

メールの受け取るドメインを設定します。all と設定し、全ての外部メールサーバーから送られてくるメールを受け取るようにします。

inet_interfaces = all

他のメールサーバーに転送しないホスト、ドメインを設定します。

mydestination = $myhostname, localhost.$mydomain, localhost, $mydomain

利用可能なクライアントの範囲を設定します。

mynetworks = 192.168.1.0/24, 127.0.0.0/8

メールの配送先を設定します。上位サーバに配送しないので、右側を空で設定。

relayhost =

メールボックスの設定。前回、Maildir形式を選択済み。

home_mailbox = Maildir/

設定を読み込む。inet_interfacesを変更した場合は、reloadではなく、stop、startする必要がある。

# service postfix stop
# service postfix start

■telnetを導入

メールサーバーの動作確認(SMTPコマンドやりとり)に、telnet が使用できるのだが、CentOS6.4には標準で入っていないようなので、インストールします。

# yum -y install telnet

・・・長くなったので、telnet での動作確認は次回。