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パッケージのアップデートと時刻合わせ

■アップデート可能なパッケージがあれば全て実行

# yum -y update

CentOS導入後、最初のアップデートは、処理が終わるまで多少時間がかかります。

■手動で日付・時刻合わせ

今現在の日付と時刻を表示し、大幅にずれている場合は手動で設定。

# date
2013年 7月 21日 日曜日 10:19:05 JST
#
# date -s “2013/07/21 19:19”
2013年 7月 21日 日曜日 19:19:00 JST
#

■日本標準時に自動同期させる

NTP(Network Time Protocol)サーバをインストール。

# yum -y install ntp

設定ファイル「ntp.conf」を編集する。

# vi /etc/ntp.conf
server 0.centos.pool.ntp.org
server 1.centos.pool.ntp.org
server 2.centos.pool.ntp.org

の部分を、

server ntp.nict.jp
server ntp1.jst.mfeed.ad.jp
server ntp2.jst.mfeed.ad.jp
server ntp3.jst.mfeed.ad.jp

に変更してみた。

ntp.nict.jp は、日本で正確な時刻を配信している「日本標準時プロジェクト」の公開NTPらしい。

手動で時刻を同期させてみる。

# ntpdate ntp.nict.jp

NTPサーバを起動する。

# service ntpd start

NTPサーバを自動起動に設定。

# chkconfig ntpd on

NTPサーバーへの時刻同期状態確認・・・ntpd ではなく ntpq です。

# ntpq -p
remote refid st t when poll reach delay offset jitter
===============================================
ntp-a3.nict.go. .INIT. 16 u – 64 0 0.000 0.000 0.000
+ntp1.jst.mfeed. 172.29.2.50 2 u 27 64 77 77.727 1.776 1.208
+ntp2.jst.mfeed. 172.29.2.50 2 u 25 64 77 78.341 1.340 1.676
*ntp3.jst.mfeed. 172.29.3.60 2 u 25 64 77 78.381 1.398 0.517


NTPサーバー名の前に「*」または「+」が表示されれば時刻同期完了の状態とのこと。

「*」も「+」も表示されない場合は、10分ほど経ってから、同じコマンドを再実行すればよい。