宅配ドライバーさんの「不在通知~再配達」のムダ削減に協力すべく宅配ボックスの作成に挑戦。
ドアを作成
宅配ボックス3個をまとめた箱にしたいので、まずは前面のドア板を作成しました。
単純な一枚板ではつまらないので、端材を大量に切断し、レンガ状に貼り付けました。
上部のドア2枚は同じ大きさ、下部のドア1枚は上部ドア2枚分の大きさにしました。
上部ドアの外枠は厚さ21mm、幅38mmです。
木片を2.5mm厚ベニヤに木工ボンドで貼りました。
(ベニヤ板の余り材があったので利用。)
下部ドアの外枠は厚さ21mm、幅43mmです。
木片を4mm厚シナベニア(これは購入品)に木工ボンドで貼りました。
フレームを組んで箱を作成
最初、骨格は2バイ4材を縦挽きした材だけで軽くしようと思っていました。
その後、通常の蝶番でなく、スライド丁番の使用に挑戦する事に方向転換。
また、磁石キャッチャー(ドア止め兼用)を取り付ける部分にも、取り付けスペースが必要に。
その為、前側の柱のみ縦挽きなしの2バイ4材となりました。
横木との接続部分だけは切り欠き加工をしました。
左右側面の板はシナベニア使用。受け木(2バイ4を細く縦挽きした角材)にボンド固定です。
内部中央の壁は5.5mm厚MDF合板の余り材を使用。
(上部に鴨居的な受け木を使用。下部は左右の底板で敷居的にサンドイッチ。)
底板(各ボックス)、天板、背板は、9mm厚OSB合板を使用しました。
天板、背板は、外側からネジ止め。
各ボックスの底板(3枚)は、フレームのサイズにカットして載せています。
側面に飾り板を張り付け
端材の処分も兼ねて、側面に飾り板を貼り付けてみました。
写真の右は貼り付け作業の途中です。(スペーサーにベニヤ板の端材を利用。)
2バイ4材を縦挽きした場合に38mm×89mmが、38mm×43mmになるのですが、その43mm側を木片の幅にし、38mmを4分割にスライスしました。厚さ約8mmです。
長い木片は182mm×43mm、短い木片は91mm×43mmです。
ベニヤ板(厚さ2.5mm)をスペーサーに利用し、隙間を空けて貼り付けました。
貼り付けは、両面テープと木工ボンドの併用です。
上から貼り付けて行ったら、最下部が少し隙間が空いたので、細切りした木材を貼り付け。
・・・本日は、向かって左側のみ貼り終えました。
・・・右側は、次の休日に持ち越しです。
・・・全て、貼り終えた後に、軽く塗装を予定しています。
脚にはガタつきを押さえる為にアジャスターを付けています。
これは、テーブルソー用に購入する際、送料無料とするためにアジャスター9個、アジャスターベース9個と多目に購入しておいた物です。
・・・なので、現在アジャスターが1個だけ余っています。
・・・アジャスターベース1個は行方不明です。
・・・たぶん、タイヤ収納場所辺りに転がっていると思われます。
ステッカーを貼り付け
宅配ドライバーさんに宅配ボックスの存在を知らせるためにステッカーを貼りました。
インターフォン近く、宅配ボックス側面、各ボックスのカギ近くに、以下のステッカーを貼り付け。
これらは、イラストレーターで作成し、普通紙に印刷後、表面にUV保護フィルムを貼ったものです。
壁や宅配ボックスへの貼り付けには両面テープを使用しました。
PDFファイルをリンクして置きます。ご自由にご利用下さい。
ちなみに、取っ手(黒色)はダイソーさんで購入した物です。1個税込110円なり。
掛金錠について
当初、カギに関しては「掛け金」+「南京錠」にするつもりでした。
その後、Amazonで「掛金錠 後付けロック」(3個セット1,680円)を見つけたので試しに購入。
掛け金3個と南京錠3個を購入するよりは安上がりでスマートだと思います。
掛金を被せた後、ヘッド部分を反時計方向に90°回すと、「カチッ」と音がしてロックされます。
ロック解除するには、カギを差し込み時計回りに90°回転します。
・・・ただし、今回購入した物は同一キーではありませんでした。
・・・3箇所のロック解除には、個々に専用キーで行う必要があります。
・・・同一キーでの3個セット販売もして欲しいですね。
スライド丁番について
スライド丁番を利用するには、ベースを取り付ける為のスペース(2バイ4材の幅89mm)が必要となります。(次写真右)
マグネットキャッチャーはホームセンターで購入しました。
これも2バイ4材の縦挽き材ではネジを止めるスペースを確保できなかったでしょう。(次写真左)
スライド丁番は上部ドア(2枚)と下部ドア(1枚)では、大きさの違う物を使用しました。
上部ドアには、ドア側にΦ26mmの穴を開けるスライド丁番(インセット)を使用。
下部ドアには、ドア側にΦ35mmの穴を開けるスライド丁番(インセット)を使用。
丁番の大きさ以外に、調整機能にも違いがありました。
Φ26mmスライド丁番(上写真左)は、左右調整ネジのみがありますが、上下と前後の位置調整は固定用ネジの締め直しで行う必要があります。
Φ35mmスライド丁番(上写真右)では、全て調整ネジが用意されており、それを回すだけで微調整ができるのが便利でした。(予算と設置スペースが確保できるならカップ径35mmが断然オススメ!)
ドア側にカップ部分を収める穴を掘る必要がありました。
Φ35mmのボアビットは持っていましたが、Φ26mmは無かったので今回新規購入しました。
とりあえず、完成!
宅配ドライバーさんにとりあえず使ってもらえる形にできたので満足です。
右側面の木片貼り、側面の塗装、上面のザラつき解消(サンディングorシート貼り)、ボックス内部に人感センサーライト取付、などなど、今後も楽しんで行けたら良いなと想う今日この頃かな。
2024/03/23 追記:
右側にも飾り木片を貼り付け
右側面にも左側面と同様に木片をレンガ状に並べて貼りました。
捨て去られ燃やされる筈の端材を救い、見た目をキレイにできました。
2024/03/24 追記:
ステッカーを貼り直し
ステッカーを木片に直に貼っていたので、凹凸の差から剥がれる部分がありました。
一旦、ステッカーを剥がし、薄い板に貼り直し、その板を壁に貼るなり、ネジ止めしました。
・・・見た目が良くなった気がします。
天板にリメイクシートを貼り付け
天板(OSB合板)が、ザラザラしていると言うクレームがあったので、リメイクシートを貼りました。
リメイクシートはダイソーさんの45cm×90cm、税込110円のものです。
ボックス内部に人感センサーライトを設置
ダイソーさんの人感センサーLEDライト(税込550円)を3個取り付けました。
ドアを開けると内部を照らしてくれます。
左右側面とフレームを塗装
ドアの色と統一感を出したかったので、左右側面と骨格材に塗装をお願いしました。
これで、今後こそは完成です。