ランプシェード(円柱)三作目

木片を縦方向に揃える治具を作成!

前作までは、木片の積み上げ(縦方向の調整)は手作業で、どうしても完成品がイビツになりました。

対策として、縦方向を揃えてボンド接着する為の治具を考案。

木片の厚みと同じサイズの溝を掘った木材を作成。

それの良き場所にストッパーとして木材を固定しています。

片側には、斜度22.5度の板を木ネジで固定しています。

木片の接続部分に木工ボンドを付け、溝に置きます。(上写真中)

治具の22.5度傾斜部分に、木片を置き、木工ボンドにより固定されるまで待ちます。(上写真右)

必要に応じ治具をバラして材を外します!

治具は亜麻仁油を塗布していますが、木工ボンドが付いて材が剥がれにくい場合があります。

その場合は、治具の傾斜部を外して、材を動かしてやります。

材が外れたら、治具の傾斜部をネジ止めして元に戻します。(下写真中)

次の木片に木工ボンドを付け、再度、治具の溝に配置します。(下写真右)

同様に繰り返し!

先に接続した材(2列)を治具の傾斜部に置いて、木片をボンド接着します。

3列まで接続されたら、取り外します。(下写真中)

再度、木片に木工ボンドを付け、治具に配置します。(下写真右)

木片4列を4セット作成して円柱に!

木片を4列まで接続できたら治具から外します。

そのまま、円柱になるまで繰り返しても良いかも知れませんが、4セットに分けました。(下写真中)

木工ボンドで各パーツを接続して円柱形にします。(下写真右)

実際には、木工ボンドが固まるのが思ったより早くて、微調整が出来なくなった部分が・・・。

その為、木片の接続部分が浅く入った部分、深く入った部分ができてしまいました。

まあ、それでも、前回までの物と比べれば、縦方向の歪みは少なくできました。

照明用ダクトレールに直付け!

桐材を円形にカットし穴を開け、引っ掛けシーリング用のE26 ソケットを取り付けました。

電球は、LED電球(暖色系)です。

電気スタンドにする為の台座を作成!

肩部分(45度)を八角形にする為に治具を作りました。(下写真左)

・・・手前で養生テープ上に並べ、肩部分の木工ボンド固定を準備。

・・・奥の八角形は、事前に試しに端材を組んでボンド固定してみたもの。

胴部分(垂直)を八角形にする為、22.5度傾斜の治具を使用。(下写真中)

・・・手前の養生テープ上に並べ、胴部分の木工ボンド固定を準備。

・・・奥の八角形は、台座の肩部分となるもの。どちらも桐を使用。

肩部分に天板をボンド固定し、組み立て固定用に柱を2箇所ボンド&ネジ固定。(下写真右、手前左)

・・・胴部分も底板をボンド固定しました。(下写真右、手前右)

奥にあるのは、ランプシェード部、引掛けシーリング用ソケット、人感センサー、電源スイッチ。

台座に電気パーツを組み込み完成!

胴部分と肩部分はネジ固定です。

台座の肩部分(45度傾斜)に穴を開け、人感センサーと電源スイッチを取り付け。(下写真中)

・・・台座天板にも穴を開け、引っ掛けシーリングのソケットを取り付け。

・・・電源ケーブルは胴部分の後ろに穴を開けて取り付け。

引っ掛けシーリングの延長コードは一部自作した物です。(下写真中奥)

・・・そのうち、市販品の延長コードを購入予定。

延長コードを使用して、吊り下げ位置を下げてみました。(下写真右)

電気スタンドとして使用!

電源スイッチは今まで同様、上で常時点灯、中で切、下で人感センサー点灯です。

台座は小型化したが、首が長くなったので、なで肩の人感センサーは有効に働きます。(下写真右)

取り急ぎ、作成してみたにしては、良い出来映えになったと思います。